痴漢捕り物帳…(1) Title:痴漢捕り物帳…(1) 2004/01/19 それは20年ほど前のある日のことじゃった… (←だれだよ?) へんしゅうちょは17歳。高校2年生。 花屋さんでバイトしてたときのことです。 店のおやっさんは配達。へんしゅうちょ1人で店の前を掃除 してたある日の夕暮れ。 突然、目の前を猛スピードで走りぬけるチャリ(自転車)が…。 その50mくらい後ろから、なんだか女の子がキャーキャー 言いながら走ってきた。 で。その女の子、(注:結構かわいい♪) へんしゅうちょの使ってたホウキを取り上げ、 さらに自分の乗ってたチャリのハンドルを握らせ、 「あいつ、チカンなの! お願い!追っかけて!!」 「…へ?」 きょとんとするへんしゅうちょ。 「早く!」 この叫び声で、反射的に彼女のチャリに乗り、気がつけば犯人の追跡を 開始していた。そう。まるで"フリスビーを投げられた犬"のように…。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ロバート・B・チャルディーニ 『影響力の武器』より引用… 傍観者が何人かいる場合でも、その中の一人だけに援助を求めましょう。 一人を選んでその人に仕事を割り当てましょう。 そうでもしなければ、群集の中のそれぞれの人が、誰か他の人が 助けるべきだ、助けるだろう、もう助けたと、非常に簡単に考えて しまうのです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 彼女は正しい。ああ、正しかったとも…。(T_T)(←泣くなよ。) へんしゅうちょ。追跡開始。 しかし…。 … … … 怖い。 … … だって… ナイフとか持ってたら、どうすりゃいいわけ?(T_T) … どうしよう…。 … そこでへんしゅうちょの心に"悪魔のささやき"が…。 「そ、そうだ。見失ったことにして、1周して帰ろう。」 ま、しばらくの間、見失わないように追いかければいいか…。 とってもゆっくりした追跡劇が始まったのでした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 続きは明日。(^^ゞ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ <戻る><次のオワライ日記へ> ジャンル別一覧
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